PloomTECH(プルームテック)の吸い方のコツを研究してみた
(PloomTECHブランドサイトより引用:https://www.ploom.jp/tech/about/)
もくじ
SNSなどで、PloomTECHに対する評価として見かけることが多いのが「軽すぎて吸った気がしない」「タバコ感はあまり無い」「タバコではない」というもの。
確かに吸い心地は、一般的な紙巻きたばことは全く違います。
iQOSやgloといった加熱式たばこのそれとも全く異なります。
そのため、美味しく吸うためには「吸い方」も重要。そこで「吸い方のコツ」を研究してみました。
まずは改めてプルームテックの仕組みを理解しよう
(PloomTECHブランドサイトより引用:https://www.ploom.jp/tech/about/feature/)
プルームテックは、たばこ葉の詰まったたばこカプセルを直接熱するわけではありません。
カートリッジの中には金属製の線と液体(グリセリンや水)を染み込ませたコットンが入っています。
その金属線に電気を通して熱を発生させて、コットンに含ませている液体を気化させることで水蒸気を発生させます。
そして、その水蒸気がたばこカプセルを通る時に、フレーバーや味がニコチンを乗せるという仕組みです。
そのため、直接たばこ葉を燃やしたり、蒸したり、加熱するわけではないので、紙巻きたばこともiQOSやgloとも全く違った味わいになるのです。
※余談ですが、プルームテックについてご自身で調べたことのある人は「カートリッジ再生」というワードを目にしたことがあるかもしれません。
その「カートリッジ再生」というのは気化させたことで枯渇してしまった液体を、市販のグリセリン等をコットンに染み込ませて復活させることを言います。
ユーザーの中で多い吸い方は?
(PloomTECHブランドサイトより引用:https://www.ploom.jp/tech/ownersclub/yourvoice/result/vol3.html)
JTのユーザーアンケート結果からは半数以上のユーザーが「深呼吸するようにゆっくり長く吸う」と回答しています。
つまり「肺吸い」をしているユーザーが多いということになります。
前回、下記の記事でも触れた通り、プルームテックの吸い方には主に「口吸い」と「肺吸い」の2つの吸い方がありますが「口吸い」ユーザーは少数派です。
その理由の1つが、前述したプルームテックの仕組みと強く関係しています。
それぞれの吸い方にはメリットとデメリットがあるので、どちらの吸い方が正しくて、どちらが間違っているというわけではありませんが、それぞれに明確な違いがあります。
その違いを理解して自分に合う吸い方を見つけることで、より美味しく吸うことができるようになります。
口吸いのメリットとデメリットとは?
たばこカプセルを「口吸い」で吸う場合は、喉へのキックが弱くなりますが、たばこカプセルのニコチン特有の「喉に刺さるような感じ」や「イガイガした感じ」が抑えられるので「肺吸い」をするよりも吸いやすいのがメリットです。
特にレギュラーを吸う場合、肺吸いをするとやや喉へのキックがキツイと感じる場合があると思いますが、それを軽減することができます。
デメリットとしては、吸いごたえが弱くなるということに尽きるでしょう。
新しく開封したばかりのたばこカプセルなら、口吸いでも十分な味わいや吸いごたえを感じることができますが、何回かスパスパしたら、もう味もキックも薄く感じるようになります。
おおげさな言い方をするなら、ほのかに香り付けされたストローを吸ってるような感じと言ってもいいかもしれないです。
クーラーグリーン、クーラーパープル、レッドクーラーのようなメンソールタイプなら口吸いでもメンソールの刺激で楽しめるかもしれませんが、レギュラーやモカに関してはすぐに味を感じなくなってしまうので、あまりオススメはしません。
肺吸いのメリットとデメリットとは?
「肺吸い」で吸う場合は、交換用のLEDが点滅する直前まで吸いごたえを感じることができるというのが最大のメリットです。
たばこカプセルは1箱500円しますし、買いやすくなったとは言っても、売ってる場所はまだまだ限られていますから、できる限り最後まで味わいたいですよね。
最後まで吸いごたえを感じられる「肺吸い」は、そんな方向きの吸い方と言っても良いかもしれません。
デメリットとしては、紙巻たばこやiQOSとは吸い方が違うので、慣れるまでは少し違和感を感じるかもしれないのと、特に開封したてのカプセルの場合はニコチンの刺激が強いので「喉が痛い」と感じるかもしれないという点です。
まとめ
「口吸い」と「肺吸い」それぞれのメリットとデメリットを紹介しましたが、最後に、私が1番美味しいと思う吸い方を紹介します。
それは「口吸い+肺吸い」の「ハイブリッド吸い」です。
具体的には、新しいたばこカプセルを開けたばかりの時には「口吸い」で、味が薄くなってきたなと感じ始めたところで「肺吸い」に切り替えるという吸い方。
たばこカプセルは、開封してすぐと、吸い終わる直前とではけっこう味の濃さが違います。
その特性を利用して「ハイブリッド吸い」をすることで、最初から最後までなるべく同じ味わいを維持することができます。
最初から肺吸いだと、吸い始めと吸い終わり直前での味の落差が大きいですが、最初に口吸いをすることで、その落差を軽減できるのです。
ぜひ皆様も「ハイブリッド吸い」を試してみてください!
PloomTECHたばこカプセルの新味2種類をレビュー
(Ploomブランドサイトより引用:https://www.ploom.jp/tech/about/lineup/flavorline/)
【もくじ】
- 都内のファミマやローソンを中心に新味2種販売開始
- メビウス・ブラウン・アロマ・フォー・プルーム・テック
- メビウス・レッド・クーラー・フォー・プルーム・テック
- 既存3種も含めた評価
- PloonTECH(プルームテック)のたばこカプセルを美味しく吸うコツ
- まとめ
11月1日から東京都内のファミリーマートやローソンを中心にたばこカプセルの販売が行われるようになったのは東京都内を活動圏とするユーザーにとって朗報と言えるでしょう。
そんな私もそのひとり。今まではわざわざ新宿3丁目のPloom SHOPまで買いに行ってたので本当に助かります。
近所のファミリーマートに買いに行ったところ、レギュラー、メンソール、パープルはもちろん、レッドとブラウンの新味2種も販売されていたので、せっかくだからと購入してみました。
都内のファミマやローソンを中心に新味2種販売開始
新味2種類を含むたばこカプセルの販売は東京都内のファミリーマートとローソンを中心に販売されていました(他のコンビニでは見かけなかった)。
近所のたばこ屋さんでは、11月3日からの扱い開始らしく「新味2種は入ってくるのかどうか、まだわからないんですぅ~♡」と店員のおばちゃん。
また、たまたま新宿に行く用事があったのでVAPE STUDIO新宿東口店(PloomTECH正規取扱店)ものぞいてみましたが、そちらもやはり既存3種のみの扱いで新味はおいていませんでした。
Ploomオンラインショップでの通販もまだ始まっていないようなので、しばらくはコンビニ限定での販売になりそうな感じです。
メビウス・ブラウン・アロマ・フォー・プルーム・テック
(Ploomブランドサイトより引用:https://www.ploom.jp/tech/about/lineup/flavorline/)
「カフェモカフレーバー」ということから、ネットやSNS上ではユーザーから「モカ」や「茶色」と呼ばれているブラウンアロマ。
某巨大掲示板のスレッドでは「ココア風味」「チョコっぽい」等の評価があったので楽しみにしていました。
・・・がっ! ・・・ダメっ! ・・・全然ダメっ!
実際に吸う前に、個包装から出した時点でカプセルの匂いを嗅いでみましたが、なにやら「土っぽい」臭い……。
実際に吸ってみると「粉っぽい」感じ。
確かにモカっぽさはあるのですが、イメージした味とは全然違いました。
美味しくないということではなくて「人を選ぶ味」というのが正解でしょうか。
めっちゃ美味しいから吸ってみてよ! とは言えないかなという印象です。
メビウス・レッド・クーラー・フォー・プルーム・テック
(Ploomブランドサイトより引用:https://www.ploom.jp/tech/about/lineup/flavorline/)
「アップルミントフレーバー」という触れ込みのレッドクーラー。
ネットやSNSではユーザーから「アップル」や「赤」と呼ばれています。
クーラーグリーンをベースにアップルフレーバーを乗せたような感じ。
個包装から出したときの匂いは青りんごジュースのような香り。
吸った印象としては、吸い込んで、水蒸気を吐き出す時に、さわやかなリンゴっぽいフレーバーが感じられます。
さわやかにほのかに香るので、リンゴそのままの匂いというわけではありませんが、「アップルミント」フレーバーという名にいつわりはないです。
ミントはどこに行った? という印象はありますがミント=メンソールと置き換えて考えれば納得はできますね。
ブラウンアロマは吸う人の好みにかなり評価が影響される味だと思いますが、こちらはどちらかと言えば万人受けするタイプでしょう。
既存3種も含めた評価
左上からレギュラー、クーラーグリーン(メンソール)、クーラーパープル(ベリーミント)、レッドクーラー(アップルミント)、ブラウンアロマ(モカ)
現在は既存3種+新味2種の合計5種類で販売されているたばこカプセル。個人的な見解にもとづいてランキング形式で評価してみます。
- レギュラー ・・・5種の中で最もニコチンのキックを感じます。食事のあとやコーヒーとの相性も良いので、無難な味ですがベスト。
- クーラーパープル ・・・美味しいという意味では1番かもしれません。メンソールの清涼感もほど良い感じ。メンソール好きの方にはレギュラーよりもおすすめです。
- レッドクーラー ・・・やや薄めの味ですが、これも美味しいと思います。ただ、さっぱりしすぎな感と食事との相性はレギュラーとパープルには劣ります。
- ブラウンアロマ ・・・吸い続けてるとたまに吸いたくなりますが、たまに吸えばいいかなという感じ。美味しくないわけではないですが、好みの差が大きいです。
- クーラーグリーン ・・・良くも悪くも普通のメンソール。無味無臭という感じです。メンソールがニコチンのキックに勝るのでそこは評価が別れると思います。
PloomTECHは基本的にたばこというよりはVAPEです。
そのため、たばこ感はどの種類のたばこカプセルを吸っても薄いですが、ちょっとでもたばこっぽさを求めるならレギュラー一択。
プルームテックのたばこ感の無さが気にならなくて楽しめる方ならクーラーパープルがおすすめだと思います。
既存5種の中では、クーラーパープルの完成度が1番高いと思いますが、メンソールは好みが別れるので2番手評価にしました。
3位以下はそれぞれ良さはありますが、もうこれは完全に趣味嗜好の問題という感じです。
PloonTECH(プルームテック)のたばこカプセルを美味しく吸うコツ
(Ploomブランドサイトより引用:https://www.ploom.jp/tech/ownersclub/yourvoice/result/vol3.html)
プルームテックは、紙巻きたばこのような吸い方をするよりも、深呼吸に似たゆっくり長く吸う吸い方のほうが良さが出ると思います。
いわゆる肺吸いというやつです。
紙巻たばこは口吸いと言われる吸い方で、タバコを吸う→口の中に一瞬煙が溜まる→それを吸う、という形。
肺吸いは、タバコを吸う→口の中に煙を溜めずに吸い込む、という形。
肺吸いの場合、なれるまではむせたりするかもしれませんが、なれてしまえばどの種類のたばこカプセルでもニコチンのキック感を十分感じられます。
クチコミなどで「プルームテックは軽い」と評されることが多いですが、恐らく吸い方の問題が大きいと思います。
まとめ
(Ploomオンラインショップより引用:https://shop.ploom.jp/)
新味2種について、やや辛口な評価を下しました。
個人的にはブラウンアロマのモカ感に対して期待が大きかったので、特に辛口な評価となってしまいましたが、決してオススメできないとは思っていませんので、そこはご理解いただければ幸いです。
あくまでも、好みによってかなり評価が別れるのではないか? といった感覚です。
レッドクーラーに関しては、メンソール効果もあると思いますが、そこまで個性のある風味ではないので、メンソールが嫌いという方以外には素直にオススメできますのでぜひ試してみてください。
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